何年もの間、人に誤解され通して、いつかはけりをつけてやろうと思いながら、そのままにしておく者がいる。今こそちっぽけなプライドは捨てるべきだ、と常に思っているのだが、なかなかその気になれず、あさましい口論をいつまでも続ける者がいる。