乃伎国の主従はお互いに秘めて秘めて穏やかな水面を装いながら、なにか水滴が投じられる度に波紋が広がってその一瞬の揺らぎをお互い感じて気付かぬふりしたり気付かれてない素振りしたり、時には本当に気付いておらずそれが心を波立たせて、溢れそうで溢れないままを保ってる感じがよい