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こば

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医学ムラの方言
Gravityの投稿で地方の方言について投稿があった。私は地方出身だが、もう長らく東京在住で方言はめったに使わないが、医療機関では独特の言葉や言い回しをよく使う。ここでは思いついた3つを紹介します。
※写真は私が大学4年の時に買った小児用聴診器

■エンゼルケア:死後処置のこと。生前貼付・挿入されていた心電図モニター、点滴、膀胱カテーテルなどをすべて取り外し、死後に現れる変化を目立たなくさせる処置を行うことで、故人の尊厳を守ったり、遺体からの感染を防ぐこと、残された家族が別れの時間を過ごせるようにすることなどが目的。処置の物品や着用する衣服は、病院や施設によって異なるようですが、私の勤める医療機関では、木綿の浴衣を着せています。生前の本人やご家族の希望、宗教上の慣例があれば、それに従って行うようです。死後2時間以上経過すると、死後硬直(関節が硬くなり、着替えなどが困難になる)が始まるので、それまでに処置をおこなう必要があります。死後の重苦しい雰囲気を打ち消すような、明るいネーミングで、私は気に入っています。
【用例】看護師「私、これで今月3回目のエンゼルケアだわ。」

■サーフロー:静脈留置針でテルモ社の商品名。外筒(柔らかいフッ素樹脂)と内筒(ステンレス)があり、外筒+内筒の状態で静脈内に穿刺し、その後内筒のみを抜去し、柔らかい外筒のみを静脈内に留置して、点滴を行います。現在はテルモ社以外にも様々なメーカーがあり、商品名も様々あるが、油性ペンの「マジック」同様、一般名詞化しています。
【用例】医師「(看護師に)かなり強い腹痛なので、採血の際に、サーフロー入れて、採血後に生食(生理食塩水)を落とし始めて下さい。」

■サット:血中酸素飽和度(さんそほうわど、oxygen saturation)とは、赤血球中のヘモグロビンのうち、酸素と結合しているヘモグロビン(酸化ヘモグロビン)の割合のことでSpO2と表記されます。飽和を意味する英語saturationからサチュレーション、SAT(サット)と呼ばれたりすることもありますが、私は「エスピーオーツー(SpO2)」と呼ぶことを好みます。
【用例】看護師「鈴木さんのサットはルームエアー(酸素を投与していない状態)で90%です。
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コメント

ゆうみ🌼*・🥒

ゆうみ🌼*・🥒

1 GRAVITY

知らない世界の言葉は新鮮。用例書いてくださってるとこが こばさん優しいお医者さんなんだなあと感じます。子供さん用の聴診器小さい?興味深い投稿ありがとうございます

返信
こば
こば
はい,小児用聴診器は、胸部に当たる部分が大人より小さいです。大人用を子供に使うと、子供の胸が小さく聴診器の一部が浮いてしまい、呼吸音・心音がちゃんと聞こえないことがあります。
1 GRAVITY
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まあ

まあ

1 GRAVITY

「サット」はもしかして「サーチ」と同義ですか? 医療用語にも、地域性がありそうですね。

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こば
こば
はい、確かにサーチと言いますね。主に看護師が使っていると思います。ご指摘ありがとうございました😊
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