推しへの想いとフェスの違和感｜GRAVITY(グラビティ) SNS

推しにしか興味ないからフェス苦手だし､同担拒否だし､大事な存在だからこそ受け取るものが違ったら嫌だし､人とライブ行くの好きじゃないし､終わったあとに感想共有するより1人で噛み締めたいし､だから一生自分には有り得ない経験なんだろうなと思ってたんだけど｡
やっぱり先月対バン一緒に行って良かったな｡

誘ったときはめちゃくちゃ覚悟決めて｢最初は散々絶対無理って言ったし思ってたけど､本当にライブ行きたいと思うならこれ一緒に行こう｣って言ったし｡
向こうは｢ぴーちゃんの好きなものを好きな曲を好きになりたい！一緒に行きたい！お揃いとかして一緒のもの持ちたい！｣って喜んでたし｡
1ヶ月もしないうちに別れたしグッズも叶わなかったけど､その行く約束だけは守ってほしかったから､ゴタゴタしようと周り全員からやめなって言われようとメンタル壊そうとその日まで頑張った｡
ライブの日も地獄みたいで間違いではあるけど私には自分が選んだ正解の日ではあった｡本当に傷付いたりもしたけど｡
チケ代のお金もまだ帰ってこないし()
元彼と見るクリープハイプなんて､最高に自分が物語の主人公になれるし､それってずっと私の中の思い出として消えない経験になると思った｡

私はこれから先も恋人とライブに行くことは一生ないと思ってるし､行きたいとも思わない｡
だから本当に貴重な経験だったなー｡
大好きな人に､自分の一番大事にしてる宝物､大好きなものを見てほしいと思えたんだよねえ｡
自分の内側を見せても良いと思えた｡この人なら壊さないかもしれないって思ったんだよな｡
結局私が壊れてしまったし駄目だったけど｡
ただクリープハイプの主人公になった､と思うだけでかなり救われる｡そうやって噛み締めてしまう｡そういう記憶もあって良かった｡楽しかったな｡
推し活もういいかな…になってるタイミングの中､クリープだけは絶対に失いたくないからこそ､この件は自分とよく戦った｡