夢野久作『ドグラ・マグラ』読破！禁断の読書体験レポート

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fossil_p

2024/02/19

夢野久作『ドグラ・マグラ』読了。
最初に言っときます、おススメしません。

…やっぱり分からない。

先生に『病むから若いうちに読むな』と言われ
もういいかなと思って挑戦してみたけど、
十数年待って読んでも全然分からない。

自分の知識のなさを糾弾されているかのような単語の羅列（いちいち調べる）、
句点が多く読点が少ない、
ほぼセリフなので途中で誰が何を喋ってたんだか分からなくなる、
劇中の博士が書いた論文（もはやその論文のタイトルがコンプライアンスに引っかかりまくり）のリズムが心地良過ぎて、しかし使ってる言葉はグロくて暗澹として病みそうになる、
あれ？そんなこと言ってたっけ？どっかで読み飛ばした？と何回もちょっと前の項に見つけようと戻るが見つからない、云々。

ただ、ページを捲る指は止まらなくなった。

一個だけ分かったのは、
とりあえず読了して、内容がこういうもの、っていうある程度の要約と自分なりの反芻はできて、フツーに呼吸して、明日も仕事だがんばるぞって思えてる時点で精神に異常は来していないはず。

もう一回言います。オススメしない。
なんなら、『読むな。無間の狭間に引き摺り込まれるぞ』

#読書
#文学作品

読んでよかったけどオススメしない。
ってか、できない。。