ほぶらきんの過激な音楽が関西パンクシーンに与えた影響

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投稿

マーチン

2023/12/17

ほぶらきんというアヴァンギャルドなバンドが
大昔、関西シーンを良くも悪くも賑わしていた
時代はパンクからハードコアへ移行しようって
時期だけに殺気だったバンドだらけだった中で
違う意味での狂気を全開にしたバンドだった。
滋賀県のデパートのレコード吹き込みサービス
をやっているスタジオにガラクタを大量に持参
した上で気の触れた楽曲をレコーディングして
店員が腹を抱えて笑っていたそうだ。
なにしろ「代表曲はウサギ音頭で大暴れ」だし
アルバム全編がそんなノリだからヤバいバンド
として語り継がれ、僕等より目上のパンクスが
ほぶらきん…と口にしただけで、大笑いをする
伝説のバンドなので、初めてアルバムを聴いた
時には、友達の弟の悪戯を聴かされた様な気分
になったもんだが、気がつくと…
ウ〜サァ〜ギィ〜おーんどでおーあーばーれ🎵
などと口ずさむ謎のキャッチーさに夢中になる
数あるイカれた収録曲の中の「京阪牛乳」は
ポッポーポーッポ、鳩ポッポー、鳩のマークの
ケイハンギューニュー🎵とキャッチネスだ！
しかしコレはよくよく調べると実在した会社の
ＣＭソングのカヴァーだった。
京阪牛乳は京阪沿線と阪急沿線の家庭や学校に
はたまた駅の売店に牛乳を卸していた寝屋川の
歴史ある会社なんだけど、雪印の食中毒事件の
煽りを受けて、牛乳事業から撤退、今は病院の
設備関係事業のみだというが、社名は変えず。
清涼飲料水メーカー然り、牛乳会社も集散離合
の歴史があって、かつて関西のみならず全国の
つづ浦々に地元メーカーの牛乳会社が数多存在
していたが、それらは大手に吸収されることで
地域柄が希薄なパッケージに姿を変えていった
因みに京阪牛乳の歴史は戦前にまで遡るのだが
島田牧場時代に後の韓国大統領李明博の両親が
勤めており、同社寮で李明博は生まれたそうだ
ちょいビックリしたが、まぁ、それだけだ。
(=^x^=)