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ヒルミン

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マイクロプラスチック問題の話③

それで、マイクロプラスチックの分布の状況ですが海の場合だと、2015年に磯辺篤彦九州大学教授が行った調査によると、海洋に存在するマイクロプラスチックの個数は日本を含む東アジア海域が群を抜いて多く、172万個/㎢となっています。その数値は実に北太平洋(10万5,100個/㎢)の約27倍、世界の海(6万3,320個/㎢)の約16倍です。またマイクロプラスチックは、PCB、ダイオキシン、DDTなど、残留性有機汚染物質(POPs)と呼ばれる海中の有害化学物質を取り込みやすいことが分かってきていて、海洋を広い範囲で移動するので、有害化学物質の運び屋となって海に汚染が広がってしまうということだそうです。東アジアの海で突出して高く分布しているということは、魚介類を沢山食べる私たち日本人にとっては少し心配なデータですよね。

さあならば私たちは、これからどうするんだということですが、結局プラスチックの使用量を減らすしかないんだと思うのですが、国連環境計画が21年10月21日に発表したリポートによると、1950年から2017年までに製造されたプラスチック製品は、累計92億t。うち、いまも使われているのは29億tしかなく、3分の1に満たなくて、焼却処分されたの10億t。累計製造量の残り半分以上の53億tが埋め立て・廃棄されていて、これが今後潜在的にマイクロプラスチック化する可能性があるとのことです。現在、海中にあるプラスチックごみは、7500万t~1.99億tと推計されています。また2019年6月に政府が閣議決定した環境白書では、毎年約800万トンのプラスチックごみが海洋に流出しているなどとも指摘されています。

今日紹介した腸への悪影響を皮切りに、今後人体が被る害は次々明らかになると思います。それに伴ってマイクロプラスチック問題は、社会的な問題として、今よりももっと大きく取り沙汰されて行くんだと思うのですが、ここまで対策が後手に回ってしまってる以上は解決すると言ってもほぼ不可能な状況だと思います。今回の投稿は人体に対する悪影響が今以上に明らかになったとしても、私たちはそれを甘受するしかないのだろうなと言う絶望的な感じのするニュースでした。
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