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林家ぴのじ
何を食べるのもめんどくさい。
でも何か食べよう。
と悶々して夜ご飯を延ばし延ばしした末にたどり着いた、いつも行く後輩のやっているラーメン屋。
閉店時間前だというのにシャッターが半分降りてる。
どうしたことだろう。
裏手に周り、「よっ」と顔を出す。
どうやら今日は盛況だったようでスープ切れとの事。
昔は2人で深夜のフャミレスやコメダでだべってたかわいかったアイツも、なんだかんだですでに10年以上自分の城を護ってきてる。
飲食店自体、3年持たせることが難しいと言われている中で、本当に立派じゃないか。
と、まだ何者でもないまま老け、老いた先輩としては誇らしい。
当時より俺と同じだけ老けたその店主は店が忙しかったからか疲労感を露わにしながらも立ち上がって言う。
「チャーハンくらいしかできませんが、作りましょうか」
なんだよ
なんか涙が出る
何度も遠慮の言葉を重ねたが、彼も彼の奥さんも満面の笑みで誘ってくれる。
閉店後、清掃の終わった店内をできるだけ汚さないように小さく小さくなりながら、提供されたチャーハン、餃子、スープをかきこみながら、なんだかわからんなりに何かに感謝してみたくなったので投下。
悪いなオチはないぜ
コメント
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はまな

しま

おにび

オート

💡こま

ふるち
ほんとあっという間の時間だったけど
こうやって対面でお話出来たのは本当に幸せでしかない。

やった

じゅに

にと

スイミ
しかもストレスが溜まっていると自覚していない時期に。
婚活してた頃、特に向き合う相手が居る時にそうなっていた。
当時は相手のことが好きだと思っていたから向き合っていたわけだけど、ストレスを溜めていたんだな。
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関連検索ワード

わ̈̈(番̤̮犬̤̮)
怖い話かとおもってたのに泣ける
𝑒𝑚𝑎⟡.·*.
ホッコリ〜☺️ ぴのじさんの人柄が、そうさせてるんだろうな。と思いましたまる
羽川 京⃝太郎👻
きっとその後輩さんもぴのじのこと好きで、来てくれたの嬉しかったんだろうなぁと思ったよ❣️ 友達が少ない京ちゃんだから思うのかもしれないけど、そうやって長い付き合いのある人がいたり、その人の優しさに感謝できたりする大人になりたいと思いました👻❣️ あと、とても文章が上手!
ふぇふぇ🎤
ステキな物語 ちゅき😘
🍑もも🍑
素敵な関係、後輩さんだね☺️✨ 寝る前に、いいもの見せてもらいました🙆 ほっこり眠ります。おやすみなさい☆