共感で繋がるSNS
GRAVITY(グラビティ) SNS

投稿

ヒルミン

ヒルミン

皆さんは、クマムシという生物をご存知だろうか。肉眼では見えない程小さく、体長は0.1〜1ミリメートル位しかない。しかも“虫”ではなく、4対の肢(あし)を持つ「緩歩(かんぽ)動物」という部類に分類される生物で、地上最強の生物と呼ばれている。クマムシは、極度の高温や、低温下、或いは、真空の宇宙空間や、酸素の無い水中や、水の無い乾燥下など、極限の環境下でも、自らを、クリプトピオシスと言う無代謝の休眠状態にして、死なずに生き延びることが出来る。最近だと、銃から、秒速825mの速度で発射された衝撃にも、耐えられることが、実験で確認されているそうだ。

クマムシは、高線量の放射線下でも、強い耐性があることが知られていて、このほど、中国の軍事医学研究者チームが、クマムシの遺伝子を人間の幹細胞に挿入し、放射線に対する耐性を大幅に増加させたことを発表したらしい。研究チームはこの実験の成功によって、核兵器による放射線に耐えることができる「スーパーソルジャー」の開発につながる可能性を提示しているとのことだが、このニュースに接した私の本能は、こんな研究は、やってはいけないだろうと、強く囁いている。しかし、それで良いのか? 例えば、チェルノブイリや、福島のような原発事故が起こり、誰かが命を賭して、事態の収束に当たらなければならない時はどうするのか、放射線下でも、命令で動く部隊として、改造人間も必要ではないのか? しかし、そんなことを言えば、羽根を生やして、空を飛べる人間や、水中でエラ呼吸の出来る人間だって、必要な場面は、いくらでも考えられる。こうゆう問題は、何を基準として、是か否かを判断することが、とても難しい。宗教家ならば、神の教えに沿って判断することが可能だろうけど、私の本能は、それにも、そんなことでは、いけないだろうと囁いている。
GRAVITY7
GRAVITY8

コメント

後輩を招くもの

後輩を招くもの

1 GRAVITY

バッタ人間が開発されてそいつが脱走して組織を壊滅させるまで想像した

返信
ノレッ

ノレッ

1 GRAVITY

クマムシは一時期話題になりましたね。 たしか宇宙空間でも仮死化して耐えるとか。 リアルテラフォーマーズみたいな事もありえるんですかね。 っていうかもうその実験の段階でやっちゃダメな気が…。

返信
あさがお

あさがお

1 GRAVITY

ちょっと賢くなった気がします…クマムシ、海外のSFドラマで出ていて、これを読んでドラマの意味が今わかりました…。ヒルミンさんの頭脳を分けてほしい…

返信
ヒルミン

ヒルミン 投稿者

1 GRAVITY

ですよね。本能的には、駄目だと思うんだけど、背に腹は代えられない状況下なら、その思いも揺らぐ可能性が········。しかし、ビックリするのは、クマムシが、虫じゃなくて、動物に分類されてることですよね。その不死性といい、耐久性、形態といい、明らかに、他の動物とは、違ってますよね。クマムシの起源を辿れば、ひょっとしたら、地球外からやってきた生物、なんてことは、ないんでしょうかね。ホントに、凄い生物だと思います。w

返信
黒ミケ
黒ミケ
案外 隕石とかにくっついて地球外からやってきたのかもしれないですね
1 GRAVITY
——さらに返信を表示(1)
ヒルミン

ヒルミン 投稿者

0 GRAVITY

へぇー。クマムシ、SFドラマに登場してるんですね。私などの投稿が、ほんの少しでも、お役に立てたようなら、嬉しいです。コメント、ありがとうございました。[笑う]

返信
話題の投稿をみつける
関連検索ワード

皆さんは、クマムシという生物をご存知だろうか。肉眼では見えない程小さく、体長は0.1〜1ミリメートル位しかない。しかも“虫”ではなく、4対の肢(あし)を持つ「緩歩(かんぽ)動物」という部類に分類される生物で、地上最強の生物と呼ばれている。クマムシは、極度の高温や、低温下、或いは、真空の宇宙空間や、酸素の無い水中や、水の無い乾燥下など、極限の環境下でも、自らを、クリプトピオシスと言う無代謝の休眠状態にして、死なずに生き延びることが出来る。最近だと、銃から、秒速825mの速度で発射された衝撃にも、耐えられることが、実験で確認されているそうだ。