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けい
~諏訪大社の龍神さま~
今回は、諏訪大社に伝わる伝説のお話を。
『神有月と神無月』
日本の暦に「神無月」があります。
旧暦の10月(最近では新暦の10月のことも指します)に、日本にいる八百万の神様が
出雲に集まり、次の一年の縁結びについての会議をする、とされています。
その時期は、出雲以外には神様がいないので
「神無月」
逆に、出雲では「神有月」と呼びます。
ところが、諏訪ではこの時期を
「神有月」と呼ぶのです。
神有月の出雲での出来事。
日本中の八百万の神様が出雲に集まり
縁結びの会議が行われようとしていました。
ところが、ある神様が諏訪の神様がいないことに気付きます。
「諏訪の神がいないようだが、まだか?」
「これでは会議が始まらないではないか」
ざわざわする神様達。
すると、出雲の神様がこういいます。
「まあ、酒でも飲んで少し待とうではないか!」
すると、どこからともなく雷鳴が近づいてきました。
神様達の近くに雷がドーン!と落ちると
突然突風が吹き、神様達は飛ばされてしまいます。
神様達が空を見ると、そこには大きな大きな龍が。
神様達は恐怖で逃げ出します。
そこで龍はこう言うのです。
「いやいや、長い時間待たせてすまなかった。
諏訪の神、只今到着した。さあ、会議を始めようぞ」
恐怖におののいた神様達。すでに会議どころではありません。
「その姿はどうしたのだ、諏訪の神よ」
出雲の神様が聞くと
「会議に遅れそうだったので、間に合うように大きな龍に姿を変えたのは良かったが、あまりにも大きくなりすぎてしまった。
頭はここにあるが、尾はまだ諏訪におる」
と笑って話します。
その笑い声と鼻息で神様達はあちらこちらに飛ばされます。
すると、出雲の神様が
「わかったわかった、その姿と強い鼻息で建物を壊されては会議にならぬ。諏訪の神は諏訪におるが良い。会議の内容は後に知らせる故、帰られよ」
そう言われた諏訪の神は諏訪に戻り、
以降は会議に参加しなくなりました。
その為、諏訪の地では神有月と呼ぶのです。
諏訪の神は龍神さまなんですね。
なので、四社の境内には龍がたくさん見られます。
中には、古木が龍神さまに見えるものも??
そんな伝説を知って神社巡りをするのも
また、別の楽しみができていいものですよ。









コメント
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なお
また関係ない話題きた
#ひるおび

ミナコ(
トートバッグが思いのほかペラペラだな…

なゆ💋
>>RP

No-P.A.N.T
フォクシー残り1枚はSRなのでやろうと思えば

みちの

ナツメ
俺は別のとこにお出かけする用事があるので…

まさ

ふしゃ

ばーさ
そら昔のテレビはオモロいわって感じ

きりさ
たけぇよ
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くるみ
けいさんおはようございます🍀[月]゜ 龍神様に会いに行く時にこのエピソードを思い出しますね[照れる] 他の神社⛩️でも探してしまうね[笑う][星]楽しみが増えました😊✨ありがとうございます🍀*゜
るな
知らなかった😳! そうなんですね 面白いお話ありがとうございます
Kei
伝説、待ってました(笑) なんだか…諏訪の神様に 親近感を覚えてしまう伝説(笑) 龍神様の印象が一気に変わりました🐉 吹き飛ばされる神様達… 笑ってはいけないのでしょうけど 想像すると…(笑)