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楓花(ふうか)

楓花(ふうか)

私がサイコパスと呼ばれる症例の一つ


私がまだ小学生で塾に通っていた頃
塾帰りにとある自転車を「ちっさ」と馬鹿にした。
友達と別れて一人で横断歩道を歩いていると
後ろからいきなり頭をはたかれ、
なんだぁ?パーティーの時間かぁ?と思ってると
長女、長男、次男であろう3人兄弟が
さっき馬鹿にした自転車に乗って私の前に立ち塞がった。

長女が口を開けた。
「お前、こいつと喧嘩しろ」
長男と喧嘩しろというらしい。彼が自転車の持ち主だった。
丸坊主でやんちゃな感じ、まるで今でいう亀田興毅。余裕の表情。

おそらくマトモな人間なら、逃げるか、謝る。
ちょっと度胸のある漢なら、その長男と戦うだろう。
しかし私は10歳いくかいかないかくらいから
既にサイコパスだったのだ。

ボスを瞬時に見分け、自転車の上で踏ん反り返っている長女の髪をふん掴み、自転車からガシャーンと引き摺り下ろした。
そう、群れに対しての一番有効な対処は、ボスを消すことだ。私は知っていた。
私はすぐさまマウントを取り、長女をフルボッコにしだした。
もちろん長男と次男は黙って見てられない。
長女on私on長男on次男で覆いかぶさって大乱闘である。
だが長女はもう抵抗もできてないし、私は背中でへっぽこパンチを受け止めてるから何のダメージもない。私はもう長女の顔面の皮膚を頭髪ごと剥がそうと必死だった。

前から歩いてくるカップルが止めにきた。
三兄弟は一目散に逃げていった。
残される私。やることは一つ。大泣きである。
「大丈夫!?あいつらにやられたんやなぁ!」
「歩ける!?おうちどこ!?」
「あのね、すぐそこ。おばあちゃんち。だからもう大丈夫。うあ〜〜ん」

おじいちゃんが私を見るなり、「警察や!」
で、警察に行って、ありのままを伝えた。
「そうかぁ〜怪我はないみたいやけど…
 ビックリしたよなぁ…ここらへんでも
 その3人組は調べとくから、安心し!」
「はい、お願いします。ところで、これ役に立ちますか?」
と私は両手に頭皮ごと引っこ抜いた大量の長女の髪を警察官に見せた。

「………」
「DNA鑑定っていうのを最近知ったんです」
「…うん…まぁ…でも今回はそこまでは必要ないから…」
「そうですか」

警察署からの帰り
おじいちゃん「お前はワシに似て強いなぁ」
私「そうかなぁ」
おじいちゃん「流石のワシもゾクっとしたぞ」
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コメント

ヒデ

ヒデ

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さすがサイコパス!

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楓花(ふうか)
楓花(ふうか)
末恐ろしい!!(もう遅い)
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なつめ

なつめ

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頭の回転が早くて地頭が良いんですな〜素敵[星] 読んでスカッとしますわwww

返信
楓花(ふうか)
楓花(ふうか)
回転力の強いスロットだよ!! でも当たりが出るかは謎だよ!! あしだまなだよ!!
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