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私の感想はそれだった。
この言葉は、一見ネガティブにも聞こえるが、そうではない。
これから展示行く人には、ややネタバレ的な内容になってしまうかもしれないが、作品を見て回ると75cmの正方形の裁断されたポスターが自由に持ち帰れる。
ここには、白地の紙に黒字でグラフィカルに印字されたポスター「You do not take a photograph. You make it」(写真はとるのではない。
つくるものだ。)という言葉がプリントされている。
これはアメリカの写真家、アンセル・アダムスの言葉であり、エド・ルシェやバーバラ・クルーガー、オノヨーコも文字をメインとした作品を発表している。
これは、アメリカという土地に起因しているのではないかと思う。
広大な土地、シンボリリックな国、ポップカルチャーその中で、わかりやすくかつ、メッセージとして強い文字を使うことが非常に重要かつ、わかりやすく伝わるのだと思う。
この作品が今回の中では最もアメリカ的である。
とはいえ、アルフレッド・ジャーは、チリ生まれで80年代からアメリカで作品制作を始めたアーティスト
"アメリカ的"という表現はもしかしたら少々、暴力的すぎるかもしれないなとも思う。
ただ、私もドイツで住んでいた経験があるのだが、そこで作品制作をしていると、居住しているところの影響を当たり前だけど強く受ける。
外国人であればあるほどその国の象徴的な側面に影響を受ける。
アメリカ的や、日本的、ドイツ的だというのは、ルーツがないからこそなのかもしれない。
ドナルド・トランプは笑ってしまうほど、アメリカだから、〜的ではなく、彼は"アメリカ"というイメージになっているような気がする。
アルフレド・ジャーの作品は外側から見たアメリカだなと感じた。
だからあまりにもアメリカ的すぎるという表現が正しいと思っている。
生まれ故郷であるチリを題材にした作品、日本のヒロシマをテーマにした作品、ブラジルを題材にした作品、ボスニアを題材にした作品、南アフリカの写真家 ケヴィン・カーターを題材にした映像作品
あらゆる国に視点を移して制作していると思う。
私が尊敬してやまないフェリックス・ゴンザレス・トレスの作品で、写真が印刷されたポスターを持ち帰る作品がある。
今回の作品も同じように持ち帰れるが作品の"所有"とはなにか、資本主義の中で"無料"というのはどういう意味を持つのか。
今、アメリカは凄いことになっている。
この展覧会をやるには最もいいタイミングだったと思う。
この展示で再度アメリカを考えられるとよいだろう。









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