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ぼー

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『宮本武蔵』

山や川の、岩がごろごろしてるところを歩いていると、感じることがあります。

舗装された道だと、特に注意しなくても歩けるけど、それが当たり前じゃないことを。

スマホ歩きが問題になってるけど、
とてもじゃないけど、そんなことはできないです。

特に河原で足を出して踏んだ石や岩が、ゴロッと動かない保証はない。
どこにも見た目だけでパッと分かることはない。
自然と緊張感を持って慎重に歩くことになります。

舗装された道だと、無意識に足元よりも先の方を見て歩けるんだけど、
河原だとまずは足元を見ます。それからほぼ同時に次の一歩のところの石や岩を見ます。

言葉にするとややこしいけど、
怖いから誰でも自然にそうなると思います。
そんなときに思い出す言葉があります。

宮本武蔵が言った「見るでもなく見る」だったかな。
いつもどおりうろ覚えなんですが。

山河を歩いていると、その意味がわかる気がするんです。

うわの空や、一点に集中しすぎるのは、
どちらも怪我をする。

足元の、今ここの一点を見ているんだけど、
それだけじゃない。
そのほんの少しだけ先の未来も視界や意識には入ってる。

そして、ほんとに次の一歩はそこでいいのか?
という疑念も常にあります。

その周囲の石や岩はどうか?
足元の注意は中心ではあるけれど、
そこらへんまでちゃんと視界に入ってます。

瞬時に計算して、次の一歩に賭けてます。

仏教の空は、一点に執われることを戒めてるとも言えるでしょう。

理由はこれだけじゃないはずですが、
古来、山河が修行の場になって来た意味を感じます。

「見るでもなく見る」という話でした。
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