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ヨコ

ヨコ

『彼の左手は蛇』を読んだ。

読書好きの友人が誕生日にくれた中村文則さんの新刊。誕生日に贈るにはハードな内容に思えるが、すごく面白かった。

仕事を辞め女と別れ蛇信仰の残る過疎の町にやってきた男の手記形式で書かれている。男は近所で逃げ出した毒蛇を手に入れる。
かつて世界中に蛇信仰があり、現代の主な宗教はそれに代わったからか蛇を悪く扱っている。再び蛇信仰が復活すればこの鬱屈とした世界は変わるのでは、と男は考える。

この作者の他の作品にも共通して言えることだが、ものすごく暗い話なのに、読み終わると少しだけ救われたような気持ちになる。どんなに暗くても生きていていいんだと言われてるような。

作者あとがきによく「共に生きましょう」と書いてあるので、これをくれた友人とは作者のことを「共生きさん」と呼んでいる。

他の作品も読みたくなった。
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