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就寝刑

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星粒
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あきっくす😗

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【連続GRAVITY小説】
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第十二話:記憶のパズル、重なるピース

【 あきっくすのデスク / 週末の夜 】
 ルームを閉じたあとの静寂の中、スマートフォンの通知が短く震えた。
 送り主はテスターさん。そこには、一つのリンクと、短いメッセージが添えられていた。
『あきっくすさん、確信しました。これ……数年前にそのギャラリーが運営していた、今は更新の止まったブログです。2019年の、雨の日の記事を見てください』
 あきっくすは、逸る鼓動を抑えながらリンクを開いた。
 画面に映し出されたのは、色褪せた写真と丁寧なフォント。当時のギャラリーの様子が綴られた記事だった。
 スクロールしていくと、来場者アンケートの抜粋が目に留まる。
『このカップで飲む珈琲は、自分を許せる味がします』
 
 その一文を見た瞬間、あきっくすの指が止まった。
 もちこさんがルームで語る、あの独特の柔らかい言葉のリズム。それは、数年の時を経てもなお、同じ熱量を持ってそこに刻まれていた。
 そしてその数行下、その言葉に応えるように書かれたスタッフの返信。
『その「自分を許す」という感覚、私たちがこの展示で一番伝えたかったことです。見つけてくださってありがとう』
 凛としていて、それでいてどこか孤独を包み込むような優しさ。
 あきっくすが毎晩のように耳にし、その知性に憧れを抱いている、けーぞーさんの言葉そのものだった。
「……本当に、繋がっていたんだ」
 あきっくすは独り言を呟き、眩しい画面を前にそっと目を閉じた。
 
 テスターさんからのメッセージが続く。
『どうしますか、あきっくすさん。僕たちがこれを彼女たちに伝えるべきでしょうか。それとも……』
 あきっくすは、しばらく考えた。
 今すぐ教えれば、二人は喜ぶだろう。けれど、このルームという「言葉の引力」だけで再会した二人の奇跡を、他人の手が介在して壊してしまいたくない。
 あきっくすは、震える指で返信を打った。
『……いいえ。彼女たちが自分で気づくのを、待ちましょう。その瞬間、このルームにどんな音が響くのか……僕は、それを見守りたいんです』
 スマホを置き、背もたれに深く体を預ける。
 画面の中では、もちこさんとけーぞーさんのアイコンが、何も知らずに隣り合わせで並んでいる。
 あきっくすは、けーぞーさんへの想いが、これまでとは少し違う重さを持って心に沈んでいくのを感じていた。
 単なるリスナーへの親愛ではない。彼女の過去、彼女の孤独、そして彼女が大切にしてきた「言葉」の重みを知ってしまったことによる、抗いがたい愛着。
(明日、ルームが開くとき。僕は二人の声を、どんな気持ちで聴くんだろう)
 窓の外、夜の海のような暗闇の中で、あきっくすは一人、まだ誰にも言えない「奇跡」の予感に震えていた。
(つづく)


#連続GRAVITY小説
#第12話
#恋愛色をいれたいのに
#けーぞーを男と思っていたのかな
#storysong
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ちょっとうつりいい写真に変えただけでメッセの量変わりすぎるな
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