【建物オタクが感じる、台湾の魅力】｜BBの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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2025/12/31

【建物オタクが感じる、台湾の魅力】

▪️建築物の「活化」（リノベーション）が秀逸。古さや汚れを悪いものとせず、歴史的な美と捉え直す美的センスが高い。

➡️日本によくある、安易なレプリカ建築物や腰巻きレトロ建築＆高層ビルにはしない、本当の意味でのリノベーションを実践されている！

▪️日本統治時代の建物が数多く残り、大切に保存されている。抑圧的で喜ばしくはない歴史的な記憶があったはずのに、政治的なイデオロギーと切り離して、貴重な文化財の保存は国の宝としている。（懐が深い？）
日本統治時代の林百貨店…日本統治時代のイラストや商品パッケージを上手に商品化。
傍らには、日本人の私からすると、これ台湾や旧日本統治があった国で販売して大丈夫？と思えるような、大東亜戦争や帝国日本に関する書籍も雑貨の一環で、当時の雰囲気が偲ばれるものとして、普通に販売されている…

➡️歴史を隠さない、歪曲しない誠実な姿勢が素敵！

古来続くアジアの熱量はそのままに感じられる国。絶対にまた行きたいと感じられる国でした。
そして、料理が安くて美味い…最高かよ♪

帰国してから軍事演習が云々騒がしい…

旅の道すがら読んでいた、司馬遼太郎さんの著作「街道をゆく　台湾紀行」の一文が胸に染みる。

「三百年も独力でひとびとが暮らしをつづけてきたこの孤島を、かつて日本が領土にしたことがまちがいだったように、人間の尊厳という場からいえば、既存のどの国も海を越えてこの島を領有しにくるべきでないとおもった」

台湾の人達が安心して暮らせますように…

⚪︎写真1枚目
日本統治時代の建物。旧台南州庁舎。現在は文学館として利用されている。

⚪︎写真2枚目
戦前に武道を奨励した組織、大日本武徳会の建物。武徳殿。中では、台湾の方々が剣道をされている。

⚪︎写真3枚目
日本統治時代に繁栄を極めた百貨店の一部がカフェに。

⚪︎写真4枚目
当時の広告やイラストをあざとく（笑）商品化している。