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楓花(ふうか)
実家の父と妹が見ている中、呼吸が浅くなった
のを持ち直したと勘違いし、母はお風呂に入り
その間に息を引き取ったそうだ。
なんと間の悪い…
11年生きた。
私が実際付きっきりで世話をしていた時期は
最初の一年ほどしかない。
その後に私は一人暮らしを始めたからだ。
だがその一年で彼に必要な事を教え込んだ。
猫というよりは忠誠心のある犬のようになり、
私がたまに実家に帰ってもちゃんと覚えていて
トイレに行っても、タバコに外に出ても
常に出迎えてくれた。
私が実家に着くと、彼は箱の中に収められていた
目を開けたまま死んでいた。
最期まで抗った証だ。
買ってきた花を入れて、その勇姿を写真に
撮った。
火葬場に行き、遺体を火葬し、墓に納骨した。
火葬後の骨壷に骨を入れるのを母は拒絶した。
愛猫の中身を見たくなかったらしい。
それはどうかと思い、私がやるというと
母以外全員は参加し、結局母も辛抱かねて
見にきた。
体を侵していた癌細胞がわかりやすく黒い灰と
なって残っていた。
頭部から体の中心部に移っていったらしい。
かなり広範囲に広がっていた。これでよく
ここまで持ち堪えたものだ。
火葬場の人が言っていた。
「これで噛まなかったのなら、相当愛されて
たんでしょうなぁ」
ちょっと心に来るものがあった。
彼の忠誠に対して。
11年、長いようで振り返れば短い。
色々あった。色々変わった。
そして私達はまだその渦中にいる。
生命の目的は「残し、伝える」事だと考える。
愛猫は十分に私達に残し、伝えた。
私達もそのように生きるべきだと思う。
だから息子に全てを見せた。
息子にとっては初めての火葬だ。
いつか息子も誰かの骨を拾う。
それは私も含まれるだろう。
その時、息子に何か残せていたら
私はそれで十分生きたのだと思う。
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ながよし

ななし
私は千葉県でピックルボールをやってます。
2025年7月に始めました。
千葉県では、千葉県ピックルボール協会が中心となって、ピックルボールを盛り上げる活動を積極的に行っています。
甘党さんに紹介いただきましたが、先日、ちょっとした大会があって、参加してきました。
あるカテゴリーで、3位入賞しました!
優勝して、賞品の宝くじ50枚をゲットするつもりだったのに、、、



りっつ
もういくつ寝るとお正月。まじ?
街の中はカップル、子連れ、家族連れであり。
夏くらいに3年半ほど付き合ってた人に振られ、出会いもないような、ネクラのあたしには街中が煌びやかで目が眩むほど眩しくて。
実家に居場所がなく、逃げて、なんとかこうにか人の形を保ちつつ、一人暮らしをしているので、年末年始は「帰るところもない」「働くにしてもメンタルがド鬱側に終わり果ててて無理」「家に籠っても病む」の三重苦でマジで何をしたらいいかわからない。

黒くちぱっち
女目的以外では。

南月
はる

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総長(車

●くろ

●くろ

●くろ
バター飴には、定番のシンプルなバター風味のもの以外にも、りんごバター味やコーヒーバター味などの「バター+α」のフレーバーのものもあります。バター飴好きな方は要チェックです!

しょう
完全に熟すと大豆、未熟だと枝豆。
開花の時期に乾燥しすぎなければ大体何処でも育つ。田んぼの畦とか。
商売にするなら手を掛けた方が良いけど。
節分に大豆を撒くのは魔の眼に豆をぶつけ、魔を滅す、だとか炒り豆(射り豆)等の語呂合わせだ、実が大きくて穀霊も多いから等と言われる。

●くろ

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●くろ

●くろ

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