朝、目覚まし時計の存在意義を疑うほど寝坊してしまい、

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2025/12/20

朝、目覚まし時計の存在意義を疑うほど寝坊してしまい、
「遅刻だけは絶対にダメだ！」と心の中で非常ベルが鳴り響く中、
歯は半分しか磨けていないし、靴下も左右がたぶん別人、
とにかく一刻も早く家を飛び出すことだけを最優先に行動開始。

玄関を出る直前、
「よし、忘れ物はないな！」
と自信満々に自分に言い聞かせ、
そのまま全力ダッシュで学校へ向かったわけですが、

教室に着いて、カバンを机の上に置いた瞬間、
周囲の視線がなぜかザワザワしていることに気づき、
不思議に思ってカバンを開けてみたところ、
中から現れたのは――

ノートでも教科書でもなく、
なぜか誇らしげに鎮座するホットサンドメーカー。

一瞬、脳がフリーズ。
次の瞬間、
「……あ、俺、今日ホットサンド作りに来たんだっけ？」
という謎の現実逃避が発動。

どうやら朝の私は、
“学校に行く自分”と“朝食を作る自分”を完全に混同し、
未来の自分に栄養と笑いを届けるという
前代未聞のミッションを遂行してしまった模様。

急いでいるときほど冷静さが大切だと、
鉄板で挟まれたホットサンドが
無言で人生の教訓を語りかけてくる朝でした。

反省します