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『シャドウズ・エッジ』

2025年/香港・中国/141分
ジャンル：アクション/ドラマ
監督：ラリー・ヤン
キャスト：ジャッキー・チェン/チャン・ツィフォン/レオン・カーフェイ/ツーシャー/ジュン（SEVENTEEN）

【あらすじ】
ネオンきらめくマカオ。神出鬼没のサイバー犯罪集団に警察はなす術を失っていた。彼らは、すでに一線から退いていたベテランのホワンの手を借りることに。ホワンは若いチームと組み、新旧の技術を駆使して、指名手配犯の元暗殺者に辿り着くが……。

【見どころ】
① サイバー犯罪。
② カンフーバトル。
③ ハイテクな頭脳戦。
④ 若手とベテランの協力。
⑤ 親子の絆。
⑥ 71歳現役。

【感想】
ジャッキー・チェン71歳にして激しいバトルをこなす。演技にも磨きがかかった今こそが彼の絶頂期なのかもしれない。

犯罪グループのスペックの高さに警察が弄ばれ、引退していたホワンに助けを求める…僕の勤め先でも同じようなことがあったばかり。現実はあくまでもアナログ。デジタルはファンタジーでしかないことを思い知る。

犯罪グループは強い絆で結束しているため、見事な連携を見せる。一方、警察もホワンを中心に絆を深めながら事件を追跡してゆく…つまり絆と絆の闘い。そこにそれぞれのドラマが絡んでくる。

バトルアクションでありながらテーマは家族の絆。アクションよりもむしろ人間ドラマの方が見ごたえがあった。犯罪グループにもドラマがあるのが良い。

そして新・旧の対立と協力も注目すべきポイント。アナログとデジタルの狭間にある現代の社会問題も描かれている。どんな年齢層でも共感するエピソードがあるはず。

ジャッキー以外のキャストも良かった。チャン・ツィフォンには今回も泣かされた。レオン・カーフェイの悪役っぷりも見事だった。犯罪グループはイケメン揃いなので女性が観ても楽しめそう。

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