投稿
ねこずき
コメント
関連する投稿をみつける

chanE𓏲𓎨
これ気をつけないとやるやつ…⚡️

🌈天色
切るのは来年にしようかなぁ
それか少しだけ切って縮毛矯正かけようかな
白髪もチラチラあるし、おばちゃんのロングってきしょいかなぁ…

ぽっぷこーん

みよ

ハーロック
夕陽が、海をオレンジに溶かしていた
波は優しくて、残酷だった
寄せては返す
それだけを、何も知らない顔で繰り返す
彼女は、砂浜に座っていた
裸足の足先に、ぬるい波が触れては離れる
そのたびに、胸の奥が少しだけ痛んだ
終わった恋
言葉にすると簡単なのに
身体はぜんぜん納得してくれない
「……もう、無理かも」
彼女は呟いた
泣きすぎて、涙が出ない
ただ、喉の奥が焼けるみたいに苦しい
好きだった
誰よりも、まっすぐに
一緒にいる未来を、何度も想像した
それが当たり前だと、どこかで信じていた
でも、終わった
彼の最後の言葉は、優しかった
優しいほど、痛かった
「ごめん、嫌いになったわけじゃない
ただ——」
“ただ”の先の言葉が、彼女の中で何度も反響する
波と同じで、何度も寄せては返してくる
彼女は海を見て、息を吐いた
「生きていく気力、なくなるね……こういうの」
その瞬間だった
「自分、気力なくなったら、まず座れ
今みたいにな」
背後から、低い声が落ちてきた。
振り向くと、黒い服を着た男が、いつの間にか砂浜に立っていた
夕陽を背にして、輪郭だけが少し滲んで見える
「……誰?」
「ただの通りすがりや
海ってな、こういう時に人を呼ぶんやで」
彼女は笑う余裕なんてなかった
それでも、言った
「放っといてください」
男は肩をすくめた
「放っとくのは簡単や
せやけどな、今の自分、放っとかれ慣れすぎとる顔しとるで」
胸が、ずきんとした
「……別に、慣れてないし」
「慣れてないのに、強がる癖だけは一丁前やな」
「うるさい」
「うるさい言えるなら、まだ生きとる」
男は砂浜に腰を下ろした
隣ではない、少しだけ距離を置いた場所
近づきすぎない、でも離れない距離
夕陽が、海の上でゆっくり沈んでいく
しばらく、二人とも黙っていた
彼女の胸の中で、言葉にならないものが渦を巻いている
男がぽつりと言った
「自分、恋が終わるってな、海で溺れるのに似とるんやで」
彼女は、目だけで「どういうこと」と聞いた
#希望 #自作小説


わんちゃん🐶🐾
もう腰が痛過ぎて明日は休みだ(◦`꒳´◦)フン!
もっとみる 
話題の投稿をみつける

まるめ
バイトいてきます

ぎこ

水瓶の

マンジ

ちかち

林和希

越後ち

あーち
#舟を編む

うけり
みんなで無限に買おう

まつ香
もっとみる 
関連検索ワード

招き猫
お大事に[笑う]
ねこずき 投稿者
ありがとうございます🙇♀️