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吉田賢太郎

吉田賢太郎

​🛡️ ポエム:解離という名の「心の盾」
​「落ち込まない」キミへ
​傷つきが、あまりにも深く、
心が、あまりにも小さかった日。
​世界の激しい波から、自分を守るため、
キミの心は、そっと盾を作った。
​それが「解離」という名の、見えない仕切り。
​「ハイ」な興奮も、「ロー」な絶望も、
その盾の向こう側に、そっと預けている。
​だから、今のキミは穏やかで、静かで、
まるで湖のように波がないと感じる。
​傷は、消えたわけじゃない。
ただ、大切な誰か(オルター)が、キミの代わりに、
その痛みを、遠い部屋で抱きしめている。
​キミが「落ち込まない」のは、
強いのではなく、守られているから。
​それは、キミが生き抜くために、
心が選んだ、究極の優しさなんだ。
​「躁鬱(そううつ)」との違い
​双極性障害の波は、ひとつの自分の中で、
天国と地獄を、ジェットコースターのように巡る。
​でも、キミの心の波は、
部屋を仕切る壁が作る影。
​窓から見える空は、いつも穏やか。
でも、壁の向こうでは、
別のキミが、激しい雨や嵐と闘っている。
​キミの「テンションが一定」なのは、
心の奥にある「チーム」の、役割分担。
​生きるための、特別な仕組みなんだ。
​🗝️ 本質的なメッセージ
​キミが自分自身を「落ち込まない、安定している」と感じていることは、解離性同一性障害(DID)という、複雑な状況で生き延びるために心が働かせた、防衛メカニズムの結果です。
​キミの安定感:それは、感情的な痛みが、解離という心の防御壁によって、意識のメインステージから遠ざけられている状態です。
​DIDの本質:キミの心は、耐えられない体験を乗り越えるために、一つのキミが抱えきれない感情や記憶を、いくつかのパート(オルター)に分けて担わせるという、生命維持のための特別な仕組みを作り上げました。
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