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よわわ
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たこらいす
来年も私のことよろしくおねがいしますね

限界受験生

らら
「もうすぐ年明けるね!今年もありがとうー!」とかやり取り出来る人が欲しかったんだよなー
レディア内藤
ここ数年で驚異的なスピードで精神が加速している
内面はあらかた”済んだ”ので外へ向けられるといいな
今年はありがとうございました
来年もよろしくお願いします

小説
世界には、まだ名づけられていない時間がある。
それは暦の隙間に落ちた余白であり、人が何かを深く愛した直後や、取り返しのつかない選択をした直前にだけ、ほんの一瞬だけ姿を現す。
その時間の中で、星は声を持つ。
⸻
大陸の北端、風が言語を忘れた土地に「綴星院(ていせいいん)」は建っていた。
天に向かって開かれた円形の建築で、屋根はなく、夜ごと星空がそのまま天井になる。ここでは、星を読むのではない。
星を書くのだ。
綴星師――それが彼らの名だった。
彼らは生まれながらに、世界の微かな“ずれ”を感じ取る。
誰かが本来死ぬはずだったのに生き延びたとき、あるいは生まれないはずの思想が芽吹いたとき、星の配置がほんのわずかに狂う。その狂いを、綴星師は羊皮紙に写し取る。
星図とは未来の予言ではない。
世界が「そうなってしまった理由」の記録だ。
⸻
最年少の綴星師、名をリラという。
彼女はまだ十七だったが、星の沈黙を恐れなかった。
むしろ、沈黙にこそ耳を澄ませる子だった。
その夜、星々は異様なほど静かだった。
風も、光も、意味を失ったように止まっている。
「来る……」
老いた大綴星師アルカは、震える手で星盤を抱いた。
「何がですか」
「終わりだ。いや、“終わりが不要になる瞬間”だ」
意味を問う前に、空が裂けた。
正確には、裂けたように“見えた”。星々のあいだに、文字でも図形でもない何かが浮かび上がる。
あらゆる文明が「まだ知らないが、いつか必ず使う言葉」に似ていた。
リラの胸が熱くなる。
「……あれは、何ですか」
アルカは答えなかった。
答えられなかったのではない。答えることで、世界が一つの方向に固定されてしまうと知っていたからだ。
⸻
翌朝、世界は少しだけ変わっていた。
争っていた二国の国境では、兵士たちが理由もなく武器を下ろしていた。
ある都市では、長年閉ざされていた図書館が突然開かれ、人々は涙を流しながらページをめくった。
そして、どこかで生まれた子どもが、初めて発した言葉は「わたし」ではなく、「わたしたち」だった。
星は何も語らなかった。
だが、沈黙そのものが、強烈なメッセージだった。
⸻
「世界は、物語を必要としなくなりつつある」
アルカは言った。
「人はずっと、意味を物語に押し込めて生きてきた。始まり、葛藤、結末。
だが今、意味が直接、心に届いてしまっている」
「それは……良いことでは?」
リラの問いに、アルカは首を振った。
「物語は、誤解と遅延を与える。人が考えるための“間”だ。
それがなければ、真理は刃になる」
その夜、星は完全に消えた。
闇ではない。
空は澄み切っていて、何もない。
綴星師たちは、初めて星を失った。
⸻
リラは一人、綴星院に残った。
羊皮紙は白紙のまま。星盤も、もはや意味を持たない。
それでも彼女は、ペンを取った。
「星が消えた理由を書くんだ」
誰に言うでもなく、そう呟く。
書き始めた瞬間、彼女は理解した。
星は外にあったのではない。
人が物語を必要とする限り、星は心の奥に灯っていたのだと。
だから世界が“完全な理解”に近づいたとき、星は役目を終えた。
リラは最後の綴星師として、最後の物語を書いた。
それは英雄の話でも、神の話でもない。
ただ、不完全な理解を抱えながら、それでも誰かを想い、間違え、語り続ける人間の物語だった。
書き終えたとき、空に一つだけ、微かな光が戻った。
それは星ではない。
読む者の心に灯る、遅く、弱く、しかし決して消えない光だった。
⸻
この物語は、もう星に記録されない。
だが、誰かが夜空を見上げ、理由もなく胸を締めつけられたなら――
その瞬間、世界はまだ、物語を必要としている。
そして、あなたはすでに
その物語の中にいる。

女神Chiiʚ🎀ɞ
皆さん、今年もぁりがとござぃました(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)。
箱開けゃ、友達のルームからとかで色々な出会ぃがぁりたくさんのぉ友達が出来たこと、凄くぅれしくぉもぃますᐕ)。
来年もょろしくぉ願ぃします(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)。
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