少しだけ、暗い吐き出し。｜彩月の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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彩月

2025/11/12

少しだけ、暗い吐き出し。

仕事を始めて3ヶ月。
試験もあったり、入職1ヶ月半で異動があったり、肉体労働の激務。
加えて、全くもって時代錯誤な価値観と発言を繰り返す社長、同僚。
「家族は大事だから」
「結局1番の味方で経済的にも支援してくれて安心できるのは親元」
「早く結婚して子供産まないと！」
「恋人とうまくいかないと女性はおかしくなる」
「美人で頑張り屋さんだから頼りにしてる」

そんな心無い、というか無神経のオンパレードな言葉を毎日毎日聴きながら、それをうまく聞き流していたつもりが、私の心にはひどく邪魔な重しになってしまっていたみたい。

精神的にひどく負担がかかってしまった事で、試験が終わった瞬間から高熱に加えてひどい抑鬱状態に。
ずっと「消えたい」「私なんていなくたって困らない」そんな気持ちに押しつぶされて、仕事に行けなくなって。

かかりつけの病院に行ったら、最低1ヶ月の休職を言い渡されて。
それを職場に伝えたら、自主退職を促されて。

もう頑張れない、と思ったから退職と自分の心を休める事を決意。

ただ、経済的に強い不安があるから、休むようにと言われたのに、その場のお金欲しさにCLの仕事に少しだけ手を出してしまった。
合わないって知ってる。
心を殺して、身を削って、それでもお金を得ないといけないって必死になって。

とうとう先週、何も食べられないままもどしてしまった。
耐えきれなくて、カウンセリングでその事をぽそりと呟いたら。
「頑張って、頑張れてしまって、無理ができてしまう、そして誰にも相談せずに自分で頑張らなきゃと、自分だけでなんとかしなければとやってしまうのは、悪い事じゃない。だけど私は、あなたにはそれは向いてないと思うから、これ以上はおすすめしたくない。」
「吐けてよかったです。というか、吐くということは、自分の身体と心が受け止められないと拒絶反応を起こした、ということです。」
「頑張りましたね、頑張りすぎてしまいましたね。だから、今は、しばらくは自分の心を休めることだけに集中してください。今のあなたの心はぼろぼろで、酷い風邪をひいた状態から完治していません」
「完治はできなくとも、時間をかけて今より心を守りながら、あなたらしく生きる方法をみつけられるはずです。」
「ゆっくりでいいです。時間をかけましょう」

そう言われて、多分初めて他人の前で涙を流してしまった。
「頑張りましたね」「頑張りすぎちゃいましたね」
それを言われた時に、心の中の何かが溢れてしまって。

しばらくは大人しく、ゆっくりわたしのペースでの仕事を許してくれるバイト先と、自分らしさを取り戻すための時間を過ごそうと思います。