昔、おばあちゃんに「道を尋ねられるような人になりなさい」と言われたことがある。道を聞かれるということは、服装や髪型がきちんとしていて、表情が穏やかで、姿勢が良くて、優しさの中にどこか頼れる雰囲気を持っているということ。おばあちゃんが伝えたかったのは、きっとそういう意味だと思う。
口を大きく開けたのる島だ。のる島を描く時は意識的に口元を変えないらしいんだが、ちぼだけがこの絵を描いた時にはついに禁忌を犯しのる島の秘密を暴いたような背徳を覚えたのだという。この絵以降、時々は口を少し開けて描いたりもするようになった、というお話だ(キロランケ談)(cv:trsmサン)