ナゾマ数千円のやつ出してくるとこは現金以外対応してそうだから意外となんとかなるかなと思ってるがあとはまじで当日の私の流され度合いによりけり……

塾の先生として業界に10年以上いての所感。

何かの参考になれば幸いです。

①格差。様々な点で格差があり、それによって優劣が決まってしまう。自己責任と言うにはあまりにも外部要因の影響が大きすぎる。
個別指導のような業態でかなり深いところまで保護者の方お子さんの方とかかわると明らかに格差の壁を感じる。

②教育に対しての視野の狭さ。
巨視的な視点で日本や世界で見てるもいいし、九州など地方単位で見てもいいのだが。
専門家と呼ばれる人は（特に国家公務員系や教育評論家系の方に多いと思う）ある層でしか話さない。

例えば都内。偏差値70以上。そういったトップ層をいかに国際競争力の高い人材にするか？

次、偏差値40以下の方がジャイアントキリングして大手企業に入ったりするにはどうするか？

そもそも高校に通えない層に行けない方々への対策をどうするか？

ポジショントークになり、大きな主語で片づけて、当の当事者1人1人の実情をシェアできない。
（これは5月祭などでの真面目な討論会でも散見される）

③Fラン大学を全て無くすと、それだけ大卒が減る。それはつまり大卒が減るので収入も減るし（もちろんGDPも減る、機会も減る）、Fラン大の雇用もなくなる。
大学はその地域の財政に密接にかかわる。都心だと見えてこないが地方は大学がなくなるだけで自治体に財政上の打撃も大きい。

④Fランと一括りにするのも大きな主語問題である。実際、年内入試で100%学生を集めて一般入試をしない決断をした学校もある。
そうすることでターゲットを絞り生き残りと、学生を伸ばす余裕が生み出せると工夫している学校もある。

というわけで人の人生がかかわっている。

もっと繊細で個別具体的なものである。

また学歴ごときマウントをとる道具に成り下がるのではなくて何を成したいか？だと思う。単なる学士、修士程度でマウントを取り合うなら学ばないと。時間は有限だ。ご自身がなしたいことをなしてほしい。

最後にあらゆる意味で学習には心理的安全が学ぶ人もかかわる人も担保される場所でなかればうまくいかない。

安心と安全があってはじめて真に学びたいことにつながると思う。平時においては。

#ひとりごとのようなもの #受験