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普段本読むってなると調べ物が多いから学術書とか専門書が多いんだけど、たまーに小説読むと言葉がすごく綺麗でいいな〜ってなる
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からくり

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【「考えすぎるな」という暴力──かさぶたと蛹の構造】

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善意の言葉が、傷を深くする

「考えすぎだよ」
「もっと気楽にいこう」
「前向きに考えれば大丈夫」

こうした言葉は、一見すると優しさに見える。

でも実際には、
その言葉が人を壊していることがある。

問題は、言葉の内容ではない。
タイミングと構造だ。

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かさぶたを剥がす暴力

傷ついた心は、時間をかけて治ろうとする。

その過程で「考える」ことは、
傷口にかさぶたを作る作業に似ている。

まだ治りきっていない状態で
「考えすぎるな」と言われることは、

かさぶたを無理やり剥がされることに等しい。

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何が起きるか

かさぶたを剥がされる

また血が出る

また、かさぶたができる

また、剥がされる

この繰り返しでは、傷は永遠に治らない。

それどころか、
同じ傷が何度も開かれることで、
治りにくい傷痕として残ってしまう。

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正しい対処法は何か

傷を早く治そうとして、
かさぶたを剥がすのは逆効果だ。

正しい方法は、ただひとつ。

「もっと考えな。飽きるまで」

かさぶたを剥がさず、
完全に治るまで待つこと。

考えることを止めるのではなく、
考え尽くすまで考えさせること。

そうすれば、傷は自然に、確実に治っていく。

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蛹の再構成──変容には時間が必要

うつ病や深い悩みを抱えた状態は、
蛹の再構成に似ている。

蛹の中では、
幼虫だった自分が一度溶けて、
まったく新しい構造へと組み替わる。

この期間は、外から見れば「何もしていない」ように見える。

でも内部では、
激しい変容が起きている。

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社会が蛹にする暴力

社会は、この変容の時間を許さない。

「さっさと動け」=蛹を振る
「早く治れ」=中身をかき乱す
「元に戻れ」=無理やり開ける

こうした圧力が加わると、
再構成は失敗する。

変容できないまま、
最悪の場合、死に至る。

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2種類の蛹

蛹には、2つの種類がある。

①変容している蛹

- 栄養を摂っている
- 考え続けている
- 内部で再構成が進んでいる

→ 変容できる

②蛹に逃げている蛹

- 栄養を摂らない
- 考えることをやめた
- 変容を拒否している

→ 固定化される

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蛹は地上で最も無防備

蛹の状態は、非常に脆い。

外敵に襲われても、逃げられない。
環境の変化にも、対応できない。

だからこそ、
変容を拒否したまま蛹に留まることは、危険だ。

最も弱い状態で、固定化されてしまう。

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蛹に必要な「栄養」とは何か

蛹へ──変容を受け入れること

変容するには、栄養が必要だ。

①身体的な栄養
食事、睡眠、運動——規則正しい生活。

②環境的な栄養
ストレス環境から離れること。
蛹は無防備だ。攻撃的な環境では変容できない。

③思考的な栄養
考え続けること。
なぜストレスを感じているのか?なぜ食事が必要なのか?
考えが息詰まったら、行動に移す。人は情報を集めるために行動する。

④情報的な栄養
ありとあらゆる情報。
ゲーム、アニメ、ブログ、オフ会——何でもいい。
ただし、それだけに傾倒してはいけない。
蛹に必要なのは、多様な情報という栄養だ。

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してはならないこと

- 固定化した生活
- 不規則な生活
- 一つのことだけに傾倒すること

これらは、変容を止める。

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蛹を見守る人へ

やることは、そう多くはない。

変容の必要性を語ること。

「早く元に戻れ」ではなく、
「変容していいんだよ」と伝えること。

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構造を理解すれば、優しさの形が変わる

「考えすぎるな」という言葉が暴力になるのは、
悪意があるからではない。

構造を理解していないからだ。

かさぶたを剥がせば治りが遅くなること。
蛹を振れば再構成が失敗すること。

この構造を理解すれば、
優しさの形は自然と変わる。

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おわりに

傷ついた人に必要なのは、

「早く元に戻れ」という圧力ではない。

「変容するまで、待つ」という静かな支えだ。

そして何より、

「考えすぎるな」ではなく、
「考え尽くしていいよ」という許可**。

それが、
本当の意味で人を救う。
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