「思想が強い」という抑圧のための表現がその象徴たるもので、それこそがとりわけ理系エリートを愚昧ならしめているとおれは春に小説を通して言うたつもりだが、こうして極右政党の愈々台頭してくるのを見るに、そういう冷笑的な中道仕草も長くは続かんだろうなと思う。