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Life robot2
カズオ・イシグロ『遠い山なみの光』(1982)
再読しても「信頼できない語り手」やアイデンティティについて考えさせられる。
もはや「実存」というものが自明ではない時代に、いかにして自己のアイデンティティを再構築するかという問いを投げかけている。その答えは、「実存の虚構性」を認めながら、その虚構を丹念に反復し続けること、つまり「シミュラークルのなかで生きる」という、あるいは「物語が失われたあと、わたしたちはどう生きるのか」という問いに対して「虚構を演じる」ことでかろうじて生き続けるというある種の諦念と同時に、ある種の美しさを見出そうとする試みだ。
それは、もはや「本物」が手に入らないと知った現代の私たちが、どう生きるべきかという問いに、静かに応えているかのようだ。

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