人工内耳の存在を17歳から知ってて、情報集めていた私と違って。子は母の宣言で初めて知った。どうしても温度差はある。子にとって手術とは身体から悪いものを取り去るもの。補聴器でも充分に見える母が、手術?中に入れるの?怖いのは当然、なんだよね。音入れを楽しみに変えるのは容易でなかった。