まずありがとうそしてありがとうそして誰なんや？｜まーさんの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

友人でフェアトレードに目覚め、海外のコーヒー農家を回るなど、ライフワークにしている方がいます。

事実としてこの社会は弱肉強食で、様々な面において隷属的な労働は存在して、
我々もそれによって受けている富もありますし、
犠牲を強いられている人々をよほど身近に感じない限りは、
じゃあ負担や利益をわけよう、とはならないのが現実です。

真に世界人類に持っている富を分けよう、なんて。

少なくとも近年の日本では国策を決定する議員に利権者が癒着し取り入り、支配層に有利な社会になりつつあります。
癒着が合法なルールのうえ、権限が政権に集中してきている状況がそれを助長しています。

労働者は搾取される奴隷制が、わからぬように蔓延ってるんですよ。
労働を商品化し労働規制緩和し過当競争させ人が足りなくなれば移民でも入れてでも対価を下げる。
医療負担は増やし、年金受給もできる限り遅らせ、文教費も削り、扶養の補助も減額し働かせ、インフラの提供は民営化の名のもとに公的事業を為さない。

ところが当事者である労働者階級の市民がそこに投票し信託してしまっていたら、
元も子もないですね。

移民の受け入れは緩和され増えてきて、我々も貧困が見えてきた昨今、
フェアトレードを世界規模まで広げろとは言わないけれど、
せめて自国内の支配層と労働者との格差くらいは当事者として是正の道を選びましょうよ