無｜ニオブの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

無
作・ニオブ#かいた

疲れた
全部疲れた
何も変わってなかった
変わってたけど変わってなかった
変わりたかった
暴力的なところも
マイペースなところも
無表情なところも
昔は友達を沢山作れたのに
今はもういない
自分が何をしたいのかわからない
考えもしてきたことも
結局は散りとして無と消える
心から楽しめない
笑っているけれど笑っていない
自分が自分じゃない
私は誰ですか？

「貴方はどんな人ですか？」
自分についての質問は本当に答えることができない
そもそも自分がわからないから

朝は起きることができないし
夜は寝ることができない
ずっと夜でいてほしいと思うこともある
勉強はしているのにテストの点は取れない
いっそ閉じこもりたい
休日は1日でもある方がありがたい
月火水木金土日ずっと続く週に嫌気がさす
注意をされるにつれて自分ことが嫌いになっていく
「あいつは何を言われても気にしないんだよ」
気にするよ
言われてきたことは忘れていないんだよ本当は
でも何故か知らないふりをしてしまう
こういうところだ
こういうところがダメなのにしてしまう
ほんと、わからないよ
自分がわからないよ
あいつらのことはわかるけど自分がわからない
「話聞いてる？」
聞いてる
「じゃあ何言ってたか言ってみて」
言えない
自分が聞いていても言葉に表すのが難しい
そして
「ほら聞いてない！」
って怒られる
怒られるにつれて最初は表情が溢れていたけれど今では一つの表情しか残っていない
「すみません」か「ごめんなさい」しか言えなくなってしまう
何もかもが
無
で
無
に消える
もう嫌だ
誰も信用できない
助けてと言おうと思っても言うことができない
否定したくても否定できない
怖い
みんな怖い
言いたくても怖くて言えない

表は怖いものなし
裏は怖いものしかない
虫も怖い
人も怖い
災害も怖い
失うのも怖い
全てが怖い
怖いよ、助けてよ
もうやだ怖いよ
怖いものしかないよ
そして待っていたのは

暗いよ
ここは何処？

終わりのない暗闇

表情も闇に呑まれ
脳も闇に呑まれ
全てが闇に呑まれて出来上がるのは

考えることを諦めた無表情の子供

暴力で周りを黙らせて孤立する
裏ではぐちぐちいわれて、表ではペコペコしてる。
ただの一匹狼
そして、裏の自分がバレないように表の自分で隠していく
裏の瓶にペタペタと表のシールを貼っていって見えなくする
隙間なんてないよ
欠点と言える欠点なんてないよ
剥がされたら欠点だらけ
また、1人
学校も家も習い事も楽しくない居場所がない
いっつも無表情で何かあったら笑うふり
周りは寄り付かなくなる
本当のことを言ってもどうせ信じてくれない
人の顔が見れない
怖いから
生きているこのに価値があるのに
何故こんなにもちっぽけなことで怒るの？
怒られるから
心を削られて
自己嫌悪が加速するから
死にたくなる

この世は明るいけど
僕の心は真っ暗だ
光が見えない
僕の心の支えとは何だろう
いつも何かと戦って
負けて
また、戦っての繰り返し
太陽の下へ行くといつも力がなくなってしまう
体が光を受け付けない
毎日がしんどい

それでも生きなければならない
真っ当に生きなければならない
無限の闇を彷徨うとしても
無駄な努力だと言われたとしても
人生は寿命が来るまで無限の時を生きる
道を進んで終点にたどり着くまでに
私は「無」から抜け出したい
蕾に花を咲かせたい
私は無限に生きるのだ

Because I am a human being

かわいい絵かけるじゃないですか

無