事柄を論理的にしか解釈しないことは非論理的である。事実、人は論理的であるほど非論理的なものの存在を認めざるをえなくなる。但し、この非論理的なるものを即座に超越的な一者(ここでは一という数詞は精々便宜的なものにしかなりえないが)と考える者は無論理的であり、詰まるところ楽天的である。