#ラヴィット｜海の京の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

牛肉の希少部位ってあるよね

身体ってさ、カッチリ明確な分け目があるわけではなく筋肉同士の連続する部分だったり、細かい筋肉ほど境界が曖昧になるから解剖して名前をつけるときに細分化したらいくつでも希少部位って生み出せるんだよね

人間の身体もそうで例えば
上横隔膜筋前葉外縁部繊維なんて言うと解剖学マニアが
「お〜、俺も知らんマニアックな筋肉だ…
どんな機能をお持ちで？」
なんて唸りそうなもんだけど、これは先程AIに出させた架空の筋繊維の名称だ
でも横隔膜を細かく細分化して名前をつけようと思えば生み出せる

名前をつけて「横隔膜の周囲の筋線維のことで、横隔膜の前方に位置するもの」と定義つけてやれば良い

ほら、たった今、新しい筋肉が世の中に生まれたね

そう考えると新しい部位を無限に生み出せるしこういうものを扱うと商売はうまくいきそうだよね

このように人間はわざわざ分けて名前をつけなければそのものを認識できない

例えば椅子と机という名前がついていなければ、どこまでが椅子でどこまでが机かを認識できない
バカみたいな話だけどそうなんだよね

手首と手掌の区別がつくのは分けて名前がついているから

では、どこまでが三角筋中部繊維でどこからが前部繊維なの？
ほら、名前も初めて聞く、定義もわからないものだと途端にわからなくなるでしょ？

数学の微分積分の微分をしているのが解剖学でこれを積分すると身体になる

たったそれだけのことよ

だからと言って焼肉屋で希少部位なんて云々言うやつは間違いなく友だちいない
ぼくはこうやってわざわざ文章にしてまで書くやつだから友だちいないんや
ね、説得力あるでしょ

だから普通は「え〜希少部位だって〜やば〜い」ってワクワクしながらエンタメとして楽しめばいいわけよ
そっちのが可愛げがあるしとても良い

それが正解なのよね