言峰って、皆のいう幸せも愛も確かに在ることはわかっているし、それを受け取る箱に穴が空いているわけでもないので自身に注がれたそれらを正しく受け取った上でそれを美しい、嬉しい、温かいと思えないという孤独をずっと抱えて苦悩してきた子なんだよな。愉悦覚醒のときに父に言及したのがさ……。