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『ジュリアとバズーカ』
アンナ・カヴァン 著
文遊社#読了
15の短編集。
色彩の薄い静謐さと、凍えるほどの冷酷さをまとう描写。
毅然と他者を寄せ付けない強さの一方で、見せる幻視の世界はとても危うく不安定で、孤独の夢の幻影に揺さぶられる。
同じモチーフ(車、ドラッグ)が繰り返し使われており、どの作品も生の不快感、汚れへの嫌悪感で溢れているようだ。
15の短編同士の関係も曖昧で、ジェットコースターのように頂点から落ちていく不安でいっぱいの話が続く。
一つとして明るい話はなく、アンナカヴァンはドラッグによって救われていたのかと疑問にも思う。
しかし、読む手は止まらず、彼女の冷たく静寂な生と死の狭間にこちらも落ち込んでいくのが心地よく感じられてしまう読書体験だった。

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