チヒロが筆を剣のように扱うのが草w｜えのぐの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

息子の視力が半年で急激に落ちたので、メガネ👓をかけることになりました。息子のメガネは、昔、父が勤めていたメガネ屋さんで作ってもらうことにしました[照れる]✨
私は、父のことが大好き。
　

用事がてら…
父のメガネ屋さんには
何度か息子とお邪魔したことがあります。

そのとき父は
いつも私たちを真ん中の席に通し
必ずコーヒーを淹れてくれて
色々なお話をしてくれました。

父が亡くなってからは…

お店の横を通り過ぎることすら
辛くなってしまうので

お店に近付くことはありませんでした。

でも今回。
息子のメガネを作ることになり…

絶対父のお店で買おう、と思ったので
今日、本当に数年ぶりに
父のお店に行ってきました。

緊張しながら
お店に入った瞬間…
店内の空気感が
当時と全く変わっていなくて。

『いらっしゃい！さおり！！
　よぅ来たなー[ほっとする]』

って。ニコニコの父が
奥から出てくるような気がして…
一気に目頭が熱くなりました。
　

息子に気付かれないよう、
俯きながら店内を歩いて回ると…

かくいう息子は
子ども用メガネコーナーの中から

『絶対これ！！！
　めっちゃかっこいい！[目がハート]✨』

と、即決で
1番高いメガネを選びました。
（…まじか。笑）

メガネフェチ母大絶賛の
「黒縁メガネ」をチョイスしたところも
意外なセンスの良さを痛感。
（諭吉2人が羽ばたく[ほっとする]）

たまたまなんだけれど…
父がいつもすすめてくれたテーブルに
今回も案内されて。

『もしも、父が接客してくれたら…

　どれだけ嬉しそうに
　息子のメガネを探してくれたろう』

絶対に、ありえないことなのに。
そんな想像するだけで
胸が熱くなりました。

…お店を出た後

『いいメガネ選んだな！
めっちゃカッコいいよ♡』

『あのメガネは、ママと天国のじぃからの
　プレゼントやで。大切に使ってね』

…と伝えると

息子が
『うん！めっちゃ嬉しい！！
　大切に使うわな♡』
と、笑ってくれました。
　

その瞬間…

父のお誕生日の
『1016』のナンバーの車と
すれ違いました。

たまたまかもしれない。

けど。見た瞬間

ぶわっ…と
鳥肌が立ち、涙が溢れました。

父が側にいてくれたのかと思いました。