君たちはどう生きるかの解釈挑戦記

「君たちはどう生きるか」

この前金曜ロードショーで放送されてたのを録画してたので観た。

正直な感想を言うと、ちょっと私には難しくてよく分からなかった。

でも、最後に眞人が大伯父の提案を断って、辛い思いをしていた現実世界にまた戻ろうと選択した場面や君たちはどう生きるかというタイトルからは、自分の頭で考えて選択することの必要性や大切さみたいなメッセージを感じたかな。
全然検討違いかもしれないけど…
悪意についての話もあったので、自分の意思が重要視されてるように見えた。

消化不良過ぎて、ネット検索して色んな考察や情報を見たけど、その中で印象的だったのは、宮崎駿さんの子供時代と眞人の環境が似てて、眞人のモデルは宮崎駿さん自身って話。
これ、ご本人が言ったのか、誰かの勝手な想像なのかは分からないから、全くのデタラメかもしれないけど、眞人=宮崎駿さんって視点で考えると結構見え方変わるのが面白い。
映画の中で、この場面ってあの作品っぽいみたいな、過去作品のオマージュかなって部分がいくつもあったり、異世界と現実世界がアニメ(創作)と現実に思えてきたり、その他にも色々な場面が、宮崎駿さんが自身の人生を振り返りつつ、今後どうアニメと関わっていくか、次世代にはどうあって欲しいか考えながら作ったのかなと思えた。

ジブリの作品って、これはこういうメッセージの作品です！って明確に言ってるものはあまりないし、基本的に難解だと私は思ってるけど、この映画は最難解って感じ。
意見や主張を強く押し付けるのではなく、色々考えながら読み取ってね、受け取ってねって感じがジブリだよなって思った。