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こたつねこ♂
『ゴッドファーザーPART II』は、
ファミリーを守るためにマフィアの道を選んだマイケル・コルレオーネの葛藤と、
彼の父である若き日のヴィトー・コルレオーネの成長を描く物語です。
二つの時代が交錯しながら、
• 権力を手に入れるために手段を選ばなくなるマイケル
• 移民としてアメリカに渡り、家族を守ろうと奮闘する若きヴィトー
二人の対照的な人生が、静かに、しかし鮮烈に語られていきます。
マイケルは家族を守ろうとするものの、
裏切りや権力闘争の中で兄フレドをも手にかけ、
孤独へと突き進んでいきます。
『ゴッドファーザーPART II』は、単なるマフィア映画ではありませんでした。
物語の本質は「家族の物語」。
家族を守ろうとするマイケルが、逆に家族を失っていく――
その皮肉と哀しみが、静かに、しかし深く心に突き刺さりました。
特に印象的だったのは、
• パート1ではクールでかっこよかったマイケルが
• パート2では悩み、迷い、だんだんかっこよくなくなっていくこと。
そして、若きヴィトー(演じるロバート・デ・ニーロ)は、家族のために慎ましく、誠実に戦っていて、彼の生き方のほうが圧倒的にかっこよく見えました。
『ゴッドファーザーPART II』が描くのは、
「守るつもりで壊してしまう」という人間の宿命だと思います。
• 家族を守るために力を持とうとしたマイケルは、
• 力を持ったがゆえに家族を壊していく。
皮肉ですが、これこそが「権力」の怖さであり、
人間の弱さ、そしてどうにもならない運命の象徴のように感じました。
また、パート1との違いとして、
「成功すること」=「幸せになること」ではない、という冷徹なメッセージが作品全体を支配しています。
『ゴッドファーザーPART II』は、
ただの続編ではなく、
人間の深い哀しみを描いた、もう一つの始まりの物語だったと思います。
静かに進むラストシーンを見ながら、
「守りたかったものは何だったんだろう」
そんな問いが、ずっと心に残りました。
また、あらためて見返したいです!
星8(10点満点)
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