金木犀の香りを嗅げば兄さんの凛々しく物憂げな横顔を思わせる香り…と思い、高らかな晴れ空を見上げて兄さんの瞳だ…と思い、ハンドクリームを見れば兄さん…(が手に余った分を塗りつけて保湿してくれた思い出)を想い、丸まったブランケットを手に持てば兄さん…(が丸出しにしてたお腹)を想う弟