息を吸う度に罪悪感が喉に流れてきて溺れそうになる。気道から肺までへばりつくごめんなさいという言葉から、必死にありがとうという言葉を探して伝える頃に何度言葉を詰まらせただろうか。息を吐き出す度に気力が削がれていくようで、ずっと溺れたような生活を送って今に至る。