病床の道長に新たな物語を作り聞かせるまひろ。語り手ではなく、聞き手の命を永らえさすために語られる、『千夜一夜物語』の逆の構図を、まひろと道長が最後に一緒に過ごした時間として描き、物語の持つ人の心を動かす力を印象づけて。物語作家紫式部の大河らしい最終回で素敵だった。#光る君へ