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きむ兄

きむ兄

あんまり評判が良くないのですが、覚悟を決めて見てきました。
前作はジョーカーが同情できる悪のヒーローとして祭り上げられて終わりました。そのためか社会的な悪影響が大きく、日本ではジョーカーのコスプレをした人が電車の乗客に刃物で襲いかかったり、ひどい事件が起きました。アメリカの議会襲撃もその流れの一つだったと思います。世界中の権力者たちが自分たちを脅かすものとして、ジョーカーを憎みました。
今回の続編は成功しすぎた前作の火消しが大きな任務の一つです。さて、どう火を消すのか?
予告編ではジョーカーに恋人を作って、愛によって改心させる雰囲気を臭わせて居ました。しかしいくら改心させるためとは言え、悪人を幸せにして良いのか?そんな疑問もありました。
答えはそんな生ぬるいものではなくて、極めて残酷にジョーカーの全てを破壊つくして、この映画は終わります。それは世界の権力者たちからの注文通りの終わり方だったのでしよう。
しかし監督は権力者に対して、しっかり毒を送ります。ジョーカーとはみんなの心に潜む退屈な気持ち、全てを破壊して現状を変えたい気持ち、虚栄心、利己心、夢見る気持ちの総体であって、ジョーカー個人を懲らしめた所で、ジョーカー個人が改心した所で世の中から消すことはできない。
ほら、観客のお前たち、今回もエリート様がひでー目にあって、全てがぶっ壊れてスッキリしただろう?これがジョーカーなんだぜと。
破壊の快楽は愛の快楽に勝る。続編もなかなか剛速球でした〜
#ジョーカー2 #ジョーカー・フォリ・ア・ドゥ
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