日帰りで遊びに行ける所を探してて、やはり高尾山に行きつく。気軽に行けて観光地として整備されてて自然豊かで温泉もあって、色々便利な所だもんなぁ。やっと涼しくなってきたし、紅葉シーズンで込み合う前にまたサクッと行ってこようかなぁ。
と云いながら、一枚の紙切れを渡わたしました。ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函はこをとりだして向うの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁かべの隅の所へしゃがみ込こむと小さなピンセットでまるで粟粒あわつぶぐらいの活字を次から次と拾いはじめました。