この世界には確かな欲望とその対象があり、健康な人間は自身の欲望をいつでも想起し、自身を動機づけることができる。その能力を欠いた人間が、ニヒリズムに陥り、その責任を世界の側に求める。そうすることで病者は健康な人間を批判するポジションを得ることになる。