坂くんがいると安心する、大好き、な若長くんのことを当然とばかりに享受する若坂くんのなかに、君はオアシス、若長の手のなかでふるえる小鳥みたいな若坂くんがいて、若長くんは手のなかに若坂くんがいることを後ろめたくも至上のよろこびと思っていた時代があると妄想し続けている人間