生協出資金と活動の関係性―お金が語る真実

知れてよかった。本当に嬉しく思う。
直接会うつもりはないけれど、どこからか、伝わればいいと願ってる。

私は昔、苛められて小学、中学と不登校になり、そこからは紆余曲折ありつつも望んだ高校に入り順風満帆。
そんな中、いじめてきた子が後輩として部活見学にやってきた。

部活がない日に時間が欲しいと言われ、行くとものすごい勢いで頭を下げられて困惑。
聞けば、中学に行ってからあの子は苛められそのまま高校でも苛められ中退し、新たに来た高校が私が通っていた高校だった。

「本当の意味で、わかってなかった…！あの時は、本当にごめんなさい」

そう言われても、浮かんだのは戸惑いと困惑。
私の中では終わったこと。許す許さないは、ぐちゃぐちゃで答えは今もでない。
それでも、泣いて悔いてるあの子に伝える言葉はすぐに出てきた。

「あなたが悪いと思って本当に後悔してるなら約束して欲しい
この先で私やあなたみたいな子が居たとき、絶対に助けてあげられる人になって
それでチャラだよ」

そう告げて、学校生活もほとんど関わることなく、あの子とはそのまま、また縁は切れた。

それから十数年経った今、不思議なことに会うことはなくとも縁は重なっていたらしい。
自分が懇意にしていた飯屋に、あの子も通っていたらしかった。時間が一度も合わないから知らなかったが…
その飯屋から、あの子が教師になって子どものいじめ問題に必死になっていることを聞いた。

あの子が、どうして教師になったかなんて理由はわからない。あの日言ったことを覚えていてくれたのかも確かめようはないし、確かめるつもりもない。

それでも、約束を守ってくれてありがとう。
そう思ってる。

いじめた人間もいじめられた人間も、結局どっちもタトゥーのように消えないレッテルが張り続けられる。
だから、もしも、あなたの身近で、昔あの人は苛めていた、苛められた、と噂が流れてきても、今、目の前にいるその人を見て判断して欲しい。

だから、負けないでね。

#ひとりごとのようなもの #いじめ