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けんた♪🌆
私がギターを弾き始めたのは中学1年の頃。
もともとうちの親父が吉田拓郎や井上陽水が好きでギターを持っていて、ギターの音はよく聴いていたのだが、小さい頃から私の横でギター弾く親父に「うるさいから向こうで弾いて!」と鬱陶しがっていてあまり興味はなかった。
そんなある日、学校から帰ってきて自分の部屋に入った時、机の上に一冊の本が置いてあった。
「は?なにこれ?」とよく見てみると長渕剛のギターブックだった。
「父ちゃん、これなによ?」と聞くと、親父は「お前、最近部屋で長渕剛のCD聞いちょるやろ 良かったらギターあるし弾いてみればいいやん」
と一方的に言われたので、「いや、ギター好かんし、やるわけねぇやん」と言ってその場は終わったが、やっぱり自分が好きになった歌手の歌をギターで弾いてみたいという気持ちになり、家族が誰もいない時にこそこそと親父が買ってくれたギターブックを見ながら練習をやり始めた。
しかし、その頃私は小学生の頃から野球をしていてどちらかというとプロ野球選手になるのが夢で、ギターは本当にたまに弾くくらいだった。
そんな私が本当にギターやろうと思い始めたのは高校3年の頃、最後の夏の甲子園予選で甲子園に行った高校に逆転サヨナラ負けで高校での野球生活が終わった頃だった。
抜け殻な気持ちで大学でも野球をしようか迷ってた時、一応野球推薦で入学できる事がわかり、親父と大学の学費等の話をしていた時に貧乏だったうちにそんなお金があるはずがないと分かった時、「父ちゃん、俺野球はあとは軟式とかでやるから大学は諦めるわ」と言うと「おう、それだと助かる」と言われたので私は就職する事にした。
そこでまた更に抜け殻な気持ちで「あー、夢は終わったな、これから何しよ」と思った時、暇になった私は家で久しぶりにギターを弾いた。
その時、「あっ、俺ギターあるやん 次の夢は歌や」と私はとりあえずまずは地元から離れて就職してお金貯めてからその後に東京で音楽やろうと漠然とした気持ちで計画を立てた。
その後、地元を離れてとある県で働きながら路上で歌ったり、ライブハウスで歌ったりして私が20歳の頃、親父に電話して「俺、仕事辞めて東京でギター弾いて音楽やるわ」と言いうと親父は「は?お前ギター弾けんやろ」と言われたが、その後の話し合いの末に私は写真の親父のギターを持って東京に行かせてもらった♪

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Sヤイリじゃないですか? 私も井上陽水が使っていたと言う YD304を持っています。製造年月日は確か1970年代だったような(^^;; それにしてもお父様、偉いね やる事が憎いわ。 私の息子にも私の知っている音楽とか聞いていたら、そんな事もしたかも? 子供は3人いてるが誰もギターには興味を持たなかった。けんたさんとおんなじ反面教師的な考えだったろうか うるさいから聞きたくない 家族みんなから、そう思われていたから。 それにしても、けんたさんは 高校野球歴も凄いじゃないですか。プロ野球の世界を夢見た野球少年だったんだね!
mamo
素敵なお父さんですね! 私も拓郎、陽水、長渕など聞いてきました…アコギの音色ってイイですよね。ギターはギブソンJ-45を愛用してます
𝒯𝓈𝓊𝓀𝓊𝓂ℴ
いい話だ!ドラマ作れる