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淡島けのび
雨宿りする天使に出会う
マーブルの模様に染まる6月の地面
はもっと青くっていい
月ひとつ
影がゆっくり伸びていく
二つの星は自然と並ぶ
おにぎりとブルーシートと紙コップ
てんとう虫とシロツメクサと
俯いた二人の上の誘蛾灯
春の余熱に夢を見ていた
指先で大人ですって押す時の
不安な感じが大人ってこと?
遠出した田舎の街のポプラには
やけにおいしいおはぎがあるな
スーパーの隅っこにある厚紙の安い
絵本のプリンセスたち
昨日特に手応えを感じたものたちです。自分で書いたものは全部納得して世に出しているので、全部好きですが、埋まっていく引き出しの手前の方に置いときたくなるような感覚です。2日で40前後詠んでやっと8です。打率2割、これくらい混じってしまっていた方がやっていきやすい気がしている。
#短歌
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ろき。

じょう

天本幾
従姉妹の字書きのインデザちゃんもいる

たちば

なすの
そっか今週末仙台...!頑張ってください〜!!
カブトさんの「お茶漬けもあるのぉ〜?!」が地味にツボでした。
ちなみに私も朝食は吐いたほうがいいと思うぐらい食べちゃう人です笑

ごまま
思ったより筋肉痛になってないな?と思ったけど、多分これから来るんだ…
おはようございます☔️

天本幾

風見猫
ウッ(刺さる音

ろき。
だから気使わないでええよという話
気使われてるのかはわからんけど

ひなた
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淡島けのび 投稿者
80年製のボンボンうるさい車に乗せられ、海辺のカフェに連れ回された。革靴から覗いたくるぶしにアホ毛を生やし、「ゆっくりでいい」と話し下手な叔父は何も聞かずコーヒーを奢ってくれた。全然パッとしなかった叔父が唯一出したCDで、あの優しさがイヤホンを伝ってまた私を救ってくれる。 三題噺「海辺・イヤホン・くるぶし」
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