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Tom

Tom

秋の風に…。
 コスモスの花が揺れている。
 秋の野原は、花満開です。
 ふと。想う。
 故郷に置いて来た。恋人のことを。
 僕の恋人。三色すみれの様に。
 可憐な女性 ( ひと ) でした。

 春の別れの駅舎にて。
 さよならを告げた。
 君の頬を伝う涙には。
 申し訳ない気がしたのだけれども。
 自らの夢を追う為に。
 僕は…。故郷を捨てて来た。

 恋人だけでは無い。
 父に母。姉に妹。
 大切な人々を
 
 これらの日々は、涙ながらには。
 語れぬ日々。
 胸の鼓動は苦しかれども。
 現在となれば。
 淡く、切ない。青春の1ページなのです。

 都市 ( まち ) での生活は。
 とても、とても。愉しいものがありますね。
 買い物が大好きな僕は。
 夕焼けに染まる。
 街の商店街に出かけることに。
 芯の臓。ドキドキ。ドキドキ。するのです。

 ここで。一歌。
  「 高き空 ひこうき雲も 続いてる
       振り返みれば 君の笑顔か 」

センチメンタル。望郷。
 街の生活は愉しけれども。
 故郷を想うと。胸の奥底が…。ジーンと。
 来るときがある
 俗に言う。「 ホームシック 」だっ!
 それでも。故郷に帰らないのは。
 僕が、生涯。夢追い人だから。ですね。
 
 街の夕暮れ。商店街の花屋さん。
 コスモスの花が。所狭しと…。並んでいる。
 故郷では、野原一面に咲いているのに。
 僕の持論。「 人は花を選ぶけれども。
        花は人を選ばない!」
その通りだと。思いませんか?
 僕はそう思います。

 熱弁を振るいましたが。
 それが、世の生業だとも思います。
 
 花は、心を和まします。
 見るものの、心を温かくしますね。
 皆さん!その様に。
 思われませんか?
 僕はそう思居ます。

 故郷を離れて、いく千里。
 帰りたくても…。帰らないのは。

 「 僕は。この都市 ( まち ) を。
     心の底から。愛しているから 」

なのです。

       la fine. ( イタリア語で終わり。)


執筆後記。
 続けて書く気力が無い程に。この執筆。疲れました。ですので、執筆後記は短く。本音で。

   原稿料・印税。

 早よ来い!なのです。
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