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瑞樹

瑞樹

弱い人間ほど邪悪なものはない。
といっても弱さ単体ではさして問題には
なり得ないのは確かであるが。
私は、弱者には他者や環境を巻き込む性質
があると思っているのである。それこそが
邪悪であるのではないかと、そう思うので
ある。

「弱い」は形を変えると「可哀想」「可愛い」
「取るに足らない」などさまざまな印象が
あるが、対象が善良であればあるほどに人は
弱者に酷く優しくなるのが、平和な世界では
ありがちなことだ。だがしかし、言わせれば
それは意識しないまま行われる搾取である。
弱者が生きるために、生存戦略として行われる
助けを求める行為に、一体どれだけの時間が
囚われるのか、見当もつかない。
ただ一つ言えるのは、人は誰しも弱さを持って
いて、まともに生きてきた人間ほど、そうした
人々を見捨てられないということだ。

悪い人間になった方がいいのはそうしたことが
起こりうるからである。今を生きる人々に
とって、簡単に自分の幸せを崩壊させるのは
自分を害そうと意識してくる輩ではない。
警戒の外からいともたやすく心臓を握り潰し、
なおかつ傷つけた自覚もない弱者である。

人が最も危険なのは警戒心が休まらない
ときではなく、何もせず落ち着いている時だ。
そんな時に不意に攻撃されるほど効くものは
ない。それを私はよく知っている気がする。
善良の皮を被る悪魔は、誰の心にも潜んで
いる可能性のある存在だと。
そして決して悪意のある存在には見えない
ことも。だから本質を見極められる人間は
それこそ弱者には近寄らないのだ。

どんな戦略よりも恐ろしく、理解できない
だけの他者犠牲を無意識に強要してくる
ものだと知っているから。
人間の弱さは美しさであると同時に、
醜さの根本でもあるのだ。
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